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米国防総省、C-sUASシステムを暫定選定
SRC製「FS-LIDS」や「L-MADIS」を挙げる
米陸軍は6月25日(米国現地時間)、現在配備しているカウンタ-小型無人航空機(C-sUAS)システムの評価結果を米国防総省が認証したと発表した。
米陸軍では、敵対UASは急速に増殖しており、低リスク高リターンの情報・監視・偵察(ISR)活動および攻撃兵器として脅威になっていると指摘しているところ。このため、米国防長官はC-sUASシステム選定にあたり、国防総省の代表として陸軍長官を指名。これを受け、陸軍長官は統合C-sUASオフィス(JCO)を設立し、初代室長にショーン・A.・ゲイニー少将を任命してC-sUASシステムの評価にあたっていた。
米陸軍は、「今回評価したC-sUASシステムのほとんどが、現場部隊からの緊急かつ新たな運用上のニーズに対応するために暫定的に導入したもの」と述べ、「有効性や使いやすさ、整備性および統合性といった基準に基づいて将来的に投資するシステムを選択した」としている。
なお、評価期間中に高い評価を受けて選定した暫定的C-sUASシステムの代表格を、米陸軍は以下の様に発表した。
固定/半固定式システムとしては、米SRC製「FS-LIDS」、・・・