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NAA株総、国交省へ新株39万4736株割当承認
約300億円の増資、常勤顧問の今泉氏が監査役へ
成田国際空港会社(NAA)は6月25日の株主総会で、3つの議案が可決された。第1号議案は募集株式を引き受ける国土交通大臣へ有利な払込金額で新株を発行する件で、1株あたり7万6000円として、39万4736株を割り当てることが承認可決された。これをもって同社は、国交省から約300億円の増資を受けることになる。第2号議案は監査役の選任で、常勤顧問だった今泉光幸氏を常勤監査役に選任した。また、第3号議案は退任監査役に対して退職慰労金を贈呈することとして、内容など監査役の協議に一任することで承認した。今期は感染症の影響で、株主に対して初めて書面または電磁記録による同意を求めた総会となったが、全株主から電磁気録による同意を得たかたちとなった。
またNAAは同日付で、役員の異動を行った。取締役・執行役員および監査役で担務が変更となった人事は次のとおりとなった。・・・