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レイセオン、THAAD用AN/TPY-2レーダー7基を受注
サウジ向けFMSで、契約金額は23億米ドルに
レイセオン・テクノロジーズは6月26日(米ツーソン現地時間)、傘下のレイセオン・ミサイル&ディフェンス(レイセオンM&D)が米国ミサイル防衛庁との間に、終末高高度防衛ミサイル(THAAD)システム用AN/TPY-2レーダー7基の生産契約を結んだと発表した。これはサウジアラビア王国向けの有償軍事援助(FMS)の一環で、契約金額は23億米ドルになる。
AN/TPY-2は窒化ガリウム(GaN)半導体を用いた移動式Xバンドレーダーで、弾道ミサイルの早期探知を行うための前方配備モードとTHAADシステムの一部として迎撃ミサイルの誘導を行うターミナルモードの2つのモードで作動する。・・・
※写真=AN/TPY-2レーダー(提供:レイセオン・テクノロジーズ)