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ロッキード、F-35シミュレータのDTMシステムを納入
最終受入試験ではF-22やF16、E-3との連接に成功
ロッキード・マーティンは7月1日(オーランド現地時間)、ネバダ州・ネリス空軍基地で最終受入試験を実施中の、F-35戦闘機シミュレータを連接する「分散ミッショントレーニング(DTM)」システムで、F-35、F-22、F-16の各戦闘機およびE-3早期警戒管制機のシミュレータとの接続に成功したと発表した。
F-35のシミュレータ装置は、これまでは1施設で最大4人まで同時に訓練できたところ。DMTシステムは、ネリス空軍基地のパイロットとほかの空軍基地のパイロットを既存の分散型ネットワークを介してリンクすることで、第4世代および第5世代機のシミュレータとの同時訓練を可能にするとのことで、F-15シミュレータなどの追加機種も接続可能だという。
※図=ロッキード・マーティンはネリス空軍基地で最終受入試験を実施中のDTMシステムで他機種との連接に成功した(提供:ロッキード・マーティン)