JAL、旅を試着できるリモート・トリップ発売

第1弾トライアルは島根県海士町、フライト体験も

　日本航空（JAL）は7月1日から、デジタルコンテンツと実体験を融合させたリモート・トリップの発売を開始した。これは地産品などと、ライブ映像によるデジタルコンテンツを組み合わせた商品。旅を試着する感覚で、地域の魅力に触れるトライアルとなっている。まずは第1弾として、すでにリモート・トリップを提供する島ファクトリー社と協業して、島根県海士町のコンテンツを販売する。
　この商品は、海士町の魅力を伝えるリモートトリップと、羽田発-隠岐着のフライトを仮想体験できるJALデジタルフライトを組み合わせたもの。デジタルフライトで旅の移動の高揚感を体験できるとともに、海士町が提供する現地との交流をリモート・トリップで体験できる。
　商品を購入した人には、JALが機内で提供するドリンクなどのサービス品とともに、海士町産の海産物など特産品が届く。さらに指定の日時にビデオ通話をつなぐことで、約2時間の旅行を体験することができる。この海士町のリモート・トリップは、5500～9000円で、3プランから選べる。

※株式会社島ファクトリーWEBサイト
https://shima-factory.themedia.jp/posts/8647098