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エールフランスとHOP!、計7000人以上の人員削減
自然減中心もエールフランスで6560人減
エールフランス航空は7月3日(現地時間)、新型コロナウイルスの感染拡大で、エールフランス航空本体とおよび傘下のHOP!合計で、7000人規模の人員を削減することを発表した。
エールフランス航空は現在、約4万1000人のスタッフを抱えているが、2022年末までに6560人を削減する。同社によれば、この期間に3500人以上の自然退職者が見込まれていることから、人員削減の半分以上が自然減との見方を示した。
一方、HOP!は今後3年間で現在の2420人の人員規模から1020人を削減するなど、大規模な人員削減を行う。推定する自然離陸者数を考慮すると、2022年末時点で約820人を削減しなければならない見通しだ。
ピーク時には1日1500万ユーロの損失
危機以前の回復は2024年と予測
エールフランス航空によれば、過去3カ月間にわたり、同社の事業活動と収益が95%減少したとし、「危機のピーク時には1日あたり1500万ユーロもの損失をアしていた」ことを明かした。
その上で、・・・
※写真=エールフランス航空が大規模な人員削減に。ピーク時には1日1500万ユーロもの巨額損失を出していた
※写真=エールフランス傘下のHOP!も人員削減。フリートの縮小や会社組織全体も見直す