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米政府、航空輸送回復向けたガイダンス策定
空港・航空会社が取るべき具体的公衆衛生対策
米運輸省のエレイン・L・チャオ長官は去る7月2日(米国ワシントン現地時間)、米国の航空会社および空港を対象とした航空輸送システム回復に向けた公衆衛生ガイダンス「Runway to Recovery」を発表した。このガイダンスは運輸省、保健福祉省、国土安全保障省によって作成。新型コロナウイルスで大打撃を被った航空会社および空港の回復に向けて、公衆衛生リスクを軽減するために各社・空港が講じるべき具体的な公衆衛生対策を示し、その対策を推奨するものだとしている。
「Runway to Recovery」では、空港と航空会社が、米国内を発着する、または米国内を移動するすべての業務のあらゆる段階で実施すべき一連の措置を特定。これらの対策を航空輸送の特殊な環境にどのように適応させるべきかについても説明しているという。
ガイダンスに盛り込まれた対策では例えば、(1)旅客および従業員に対する教育とコミュニケーションを行うことのほか、(2)航空輸送の利用環境のあらゆる場所で旅客はフェイスカバーを着用すべきこと、・・・
米業界団体、政府ガイダンスを支持