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2020.07.08

WING

サーブ、ブラジルでグリペンE/Fの部品生産開始

グリペンEのテールコーンや前部胴体を生産

 サーブは7月7日(スウェーデン現地時間)、スウェーデン国外では初となるグリペンE/F戦闘機の生産拠点「サーブ・アエロナウティカ・モンタージンス(SAM)」が稼動を開始したと発表した。
 サンパウロ州・サンベルナルド・ド・カンポに所在するSAMでは、単座型のグリペンEのテールコーンや前部胴体を生産開始しているとのこと。今後は空力ブレーキや後部胴体、中間翼部分を製造するほか、複座型のグリペンF型の前部胴体も製造するという。また、SAMで製造した部品は、サンパウロ州ガヴィアン・ペイショートに所在するエンブラエルの工場およびスウェーデン・リンシェーピングに所在するサーブの工場で、最終組み立てを行う。