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防衛省、大雨災害に最大400人の即自派遣
予備自100人も招集、人命救助・生活支援進む
防衛省はこのほど、梅雨前線に伴う大雨により被災した地域へ派遣する即応予備自衛官について、招集できる最大人数を200人から400人へ引き上げて、対応に当たっている。さらに予備自衛官も100人招集することを決定した。豪雨被災地では連日、現地で3000人以上の隊員が人命救助ならびに復旧作業に従事しているところ。12日までに救助した人はこれまで、航空機による救助が793人、地上部隊による救助が981人に達した。
災害廃棄物の処理については、人吉市で第19普通科連隊約230人が実施。さらに土砂や流木などの処理には、人吉市、八代市、芦北町、球磨村で、第2施設群約120人が処理を実施した。12日までには、災害廃棄物約399トン、土砂・流木約885トンの処理を行った。
さらに、芦北町での道路啓開は第42即応機動連隊約200人があたり、約20キロの道を開いた。そのほか、物資輸送に第12普通科連隊、給水支援に第8後方支援連隊、入浴支援に西部方面後方支援隊と、各種支援に取り組んでいる。