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山九、稼働中のプラントをドローンで検査
可燃性物質漏洩を赤外線ガス検知カメラで検査
山九は7月15日、ドローンメーカーであるルーチェサーチと山九グループ傘下の日本工業検査の3社によって、稼働中のプラントにおける飛行ドローンを使用した検査を実施したことを発表した。ドローンを使った検査は今年3月25日に行われた。山九によれば、飛行ドローンによる検査を稼働中のプラントで行った事例は国内初となったという。
山九によれば、検査は日本ゼオン水島工場の配管ラックを、赤外線ガス検知カメラを搭載したドローンを使用して可燃性物質漏洩検知スクリーニング検査したというもの。ガス検知性能を確認後の赤外線ガス検知カメラをドローンに搭載し、隔離距離を維持しながら配管ラック、タンク天板等の可燃性ガス漏洩検知スクリーニング飛行を実施。スクリーニング検査として対応可能であることを実証した。・・・
※写真=稼働中のプラントをドローンを使って点検。可燃性ガス漏洩検査の時間を大幅に短縮(提供:山九)