ウイングトラベル
★貸切バス会社向けの営業支援システムを販売
JTBグループのJMCが「BusAssist」開発
JTBグループでWeb制作などの事業を展開するJMCは貸切バス会社向けの営業支援システム「BusAssist」の販売を開始した。同システムは従来手作業で行っていた見積回答などの業務をデジタル化したほか、過去の取引情報をシステム上に蓄積するなど、営業支援につながる機能などを盛り込んだ。初年度は30社、将来的には100社の導入を目指していくとしている。
貸切バス会社への発注者として旅行会社が占める割合は大きく、見積もりから受注・手配・運行・清算まで貸切バス会社と旅行会社の間で何度もやり取りが発生するのが実情だ。そうした中で貸切バス業界と関係が深い旅行会社だからこそ理解できる貸切バス会社の悩みや苦労をシステム上に反映できないかと模索し、今回のシステム開発に至った。
BusAssistは受注前の旅行会社とのやりとりまで遡って履歴を取り込むシステムとなっており、見積もりから手配を進める上で必要なタスクが適宜表示され、やるべき業務が可視化される。
※図=BusAssistの機能概要