ノースロップ、E-8CにBMC2を搭載し飛行試験へ

　ノースロップ・グラマンは7月16日（米国現地時間）、対地警戒・管制を行うE-8Cジョイントスターズへの戦闘管理指揮統制（BMC2）システムおよび新しい中央コンピュータシステムを搭載する試験において、飛行試験を今月中に行うと発表した。
　このジョイントスターズBMC2システムは、空軍のオープン・ミッション・システム（OMS）規格に適合しており、追加した戦闘データ処理能力と柔軟なアーキテクチャにより、追加のプラットフォームと通信して新システムやネットワークをサポートすることが可能になったとのこと。
　ノースロップ・グラマンは、「新しい中央コンピュータシステムを搭載した1機のE-8Cは、既に地上試験は終了しており、飛行試験は今月中に実施する予定だ」と述べ、試験終了後は他のE-8Cフリートへの搭載作業を行い、2021年中に作業を完了するとしている。

※写真＝新しい中央コンピュータシステムを搭載するE-8Cジョイントスターズ（提供：ノースロップ・グラマン）