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2020.07.17

WING

陸自オスプレイ2機目が木更津に到着

3機目以降の到着は「まだ調整中」

 防衛省・陸上自衛隊が配備を進めるティルトローター機V-22オスプレイの2機目が7月16日、暫定配備先の木更津駐屯地に到着した。当初は1機目が7月6日に、2機目が7月10日に木更津駐屯地に到着する予定だったが、大雨による落雷など悪天候を鑑みて延期。結局、1機目が7月10日に到着し、5年間の暫定配備期間がスタートしていたところ。
 湯浅悟郎陸上幕僚長は7月16日の定例会見で、全17機のV-22を21年度末までに木更津に配備するというスケジュールについての質問に、「3機目以降についてはまだ調整中であり、現時点で具体的なスケジュールを明かすことが出来る段階には無い」と答えるとともに、「到着した2機については、今後点検・整備を行った上で、段階的に訓練を行っていく。米国で養成した要員をもって、安全管理に最大限配慮しながら迅速に戦力化をしたい」と語っている。2機の整備にかかる時間については、「点検・整備に概ね1・2ヵ月かかる予定なので、その後点検飛行を経て教育訓練飛行になると思うが、飛行時期については現時点では何とも言いがたい」と答え、「確定次第、自治体と調整の上でお知らせすると思う」とした。・・・

 

※写真=木更津駐屯地に到着した2機目のV-22オスプレイ(提供:陸上幕僚監部)

※写真=予定では21年度末までに17機全機を木更津に配備する計画だが、湯浅陸幕長は「3機目以降についてはまだ調整中」と答えた(提供:陸上幕僚監部)

※写真=また湯浅陸幕長は木更津での飛行開始については「確定次第、自治体と調整の上でお知らせすると思う」と述べている(提供:陸上幕僚監部)