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デンソー、羽田跡地に自動運転技術開発拠点
車両整備棟や実車テスト路など完備
デンソーがこのほど、羽田空港跡地に設置された羽田イノベーションシティに、「Global R&D Tokyo, Haneda」を開設した。デンソーは自動運転などの研究開発を行う新たな拠点とする。自動運転の企画・開発を行うオフィスに加え、試作品の車両への搭載を行うことができる車両整備棟と、実車評価用のテスト路を備えている。約130名のスタッフが勤務する。
羽田エリアは国家戦略特区として自動運転などの公道実証を行うことができる環境整備が進められているほか、周辺には大田区のモノづくり企業が多数集結していることなどに着目。同社としては特区制度の活用や大田区周辺のものづくり企業との連携も推進していくことを目指す。
なお、デンソーは2018年4月、品川駅近辺に「Global R&D Tokyo」を開設し、自動運転を中心とした研究開発を進めてきた。羽田エリア新たな開発拠点を構えたことで、東京で研究開発から実車実証までを一貫して進められる体制を構築し、今後の開発を加速させていくとしている。
※写真=デンソーは羽田跡地に新たな開発拠点を設置。写真は車両整備棟(提供:デンソー)
※写真=実車をテストすることができるテスト路も備える(提供:デンソー)