ウイングトラベル
★JATA、Go Toの広告表示マニュアル暫定版公表

本来の旅行代金と「お支払い実額」の表示必須
日本旅行業協会(JATA)は7月17日、「Go
Toトラベル事業」における旅行広告と取引条件説明書面の表示マニュアルの暫定版を公表した。同事業の詳細が決まっていないため、マニュアルは暫定版として、修正の必要に応じて随時更新するとしている。
それによると、「Go Toトラベル事業」では、国による旅行代金の割引が実施され、旅行代金の半額が支援され、そのうち7割(旅行代金の35%)が旅行代金に充当され、3割(旅行代金の15%)が「地域共通クーポン」として国から旅行者に付与される。
同事業では、「支援金の支給先は旅行者(消費者)」という仕組みになっていることから、企画旅行業者が設定した旅行費用から支援額を差し引いた額を旅行代金として設定するのではなく、企画旅行業者が設定した旅行代金のうち35%の額を国が負担し、残額の65%を旅行者が「お支払い実額」として負担する形となる。また、支援金は、旅行者が実際に収受することはなく、企画旅行業者が旅行者に代わって代理受領することになる。
※JATAの「Go Toトラベル事業」における旅行広告・取引条件説明書面の表示マニュアル(暫定版)
https://www.jata-net.or.jp/gttravel/pdf/manual/2020_gttravelngttdlettermanual.pdf
※写真=旅行広告の作成例(新聞広告のイメージ)
■ツーリズム産業共同提案体、事業説明会を開催
ツーリズム産業共同提案体(Go To トラベル事務局予定者)は、7月21日から「Go Toトラベル事業説明会」を東京を皮切りに札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡で開催する。
※Go Toトラベル事業 説明会開催日程URL
http://www.jata-net.or.jp/gttravel/200715_gotoexmeetinginfo.html