ウイングトラベル
★西村大臣、ガイドライン徹底、テレワーク促進を
多人数飲み会控え、三密避ける−経済界に要望
西村経済再生担当大臣は7月26日の会見で、新型コロナウイルス感染者の拡大を踏まえて、経済団体、業界団体に対して、ガイドラインの遵守やテレワークの徹底、飲み会は避けることなど5項目を要望することを明らかにした。
第1は、業種別に作成したガイドラインを徹底、遵守する。第2は、テレワーク70%が3割減になっており、改めてテレワークの促進を図るとともに、時差通勤な多様な働き方を推進する。第3は、体調の悪い人は出勤させず、相談の上、PCR検査を受けることを勧める。
第4は、ビジネス上や社員同士の飲み会でクラスタが発生しており、多人数の会合、飲み会は控え、少人数でも三密を避ける。とくに、店の利用はガイドラインを守る店を活用する。第5は、社員に接触確認アプリのCOCOAの活用を促進することを要望する。
西村大臣、感染症法、建築物衛生法の適用検討
「緊急事態宣言下と違うが減少傾向にしたい」
新型コロナウイルスの国内感染者数は連日700〜900人台と4月のピークを凌ぐ勢いで拡大しているが、西村大臣は現在の感染状況について、「少しずつ増えているが、爆発的な感染には至っていない。しかし、これを減少傾向にする」と述べ、感染者の数は緊急事態宣言下を上回っているものの、その時とは状況が違うことを強調した。
西村大臣は高齢者、重症者数が「じわじわと上がっており、警戒感を持って注視している」と述べた。このため、今週中に分科会を開催し、現在の感染状況を評価、分析し、今後の対策を議論する。