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米国務省、チリへのF-16近代化のFMS承認
19個のJHMCSなど、見積もりは6億3470万ドルに
米国務省は7月23日(米ワシントン現地時間)、チリに対するF-16戦闘機近代化のための有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり金額としては、ヘルメット装着式統合目標指定システム(JHMCS)19個や、6個の不活性型Mk-82(500ポンド)爆弾などの売却で6億3470万ドルになる。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日に議会に要求承認を通告した。
今回のチリへのFMSで主に売却するのは、前述の19個のJHMCS、6個の不活性型Mk-82(500ポンド)爆弾のほか、埋め込み式LN-260GPS/INS(EGI)44基、MIDS-JTRS(多機能情報伝達システム・統合戦術無線システム)49基、など各種機器や技術サービスなどを含んでいるとのこと。