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2020.07.27

WING

伊丹、上半期旅客は53%減の372万人

6月も76%減の32万人に留まる

 関西エアポートが発表した2020年上半期(1-6月)暦年の伊丹空港利用状況によれば、国内線旅客数は53%減少した372万1152人だった。6月単体の実績では、76%減少した31万7502人だった。
 国内線のみ伊丹空港だが、新型コロナウイルスの感染拡大で、政府の緊急事態宣言および自粛の影響を如実に受けた。同空港の1月利用客数は前年を4%上回り、2月には1%減と影響は小幅なものだったが、3月には54%減、4月は88%減、5月は92%減となるなど、月を重ねる毎に影響が拡大した。5月を底として6月には76%減にまで回復したものの、それでも依然として大きな影響を受けている様相だ。
 同空港における1-6月期の貨物輸送量は27%減少した4万836トン。6月も41%減少した5455トンに留まった。
 なお、同空港における航空機発着回数は、1-6月期には32%減少した4万6525回となっており、6月単月では59%減少した4693回となった。