記事検索はこちらで→
2020.07.28

WING

ANA、8月国内線で2715便の追加運休・減便

コロナ再拡大影響、需要が伸びず

 全日空(ANA)は7月27日、8月の国内線運航計画において、追加で37路線合計で2717便の運休・減便することを発表した。8月は夏休み需要を見込み、当初計画比88%の運航規模を予定していたものの、新型コロナウイルスの感染再拡大によって、予約の伸びが鈍化。追加運休・減便に踏み切ることを決めた。これにより当初計画に対する運航の割合は77%へと縮小(減便率:23%)した。
 ANAの当初事業計画では8月中、124路線2万4814便を運航することを計画していたが、今回の追加によって5649便が運休・減便となる。

 

夏季繁忙期も前年比35%の予約
7月4連休は前年の約3割利用

 

 ANAによれば、お盆を含めた夏季繁忙期の予約状況は7月27日現在、前年比35%に留まるとのこと。1日あたりの予約数は5万人ほどに留まっているとした。昨今の新型コロナウイルスの感染拡大で、お盆に向けても引き続き予約の伸びは鈍化するとみており、ANAとしても苦しい決断を下した。
 ちなみに、7月の4連休(7月23日~26日)の実績についても、・・・

 

※写真=ANAは8月の国内線で運休・減便を追加した。新型コロナの感染再拡大で需要が伸びず