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2018.07.03

WING

ANAHD/角川ドワンゴ学園、遠隔操作ロボで通学コース開設

通学困難な生徒の遠隔地教育の実効性確認へ

 

 ANAホールディングスと学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(沖縄県うるま市)は、ANAが提供する遠隔操作ロボット『ANA AVATAR(Beam Pro)を活用した「遠隔操作ロボ 通学コース」のトライアル授業を7月4日〜13日の平日8日間、N高・横浜キャンパスで実施する。これにより、通学が困難な生徒が「Beam」を使って授業に参加する今回のトライアルを通して遠隔地教育の実効性を確認する。
 トライアル授業の参加者は、自宅からPCを用いて「Beam」の操作し、自身の分身としてロボットが横浜キャンパスに「通学」。これまで居住地域や身体的困難など物理的な制限の理由によって通学を断念せざるを得なかった生徒が「Beam」を通じて遠隔地から通学することで、横浜キャンパスにいる生徒とコミュニケーションを取り、グループワーク型授業に参加するなど、一般の生徒と同じ授業に参加する機会を得ることができるという。

 

※写真=遠隔操作ロボ『ANA AVATAR(Beam Pro)(提供:ANAHD)