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2020.07.30

WING

防衛省、市ヶ谷台ツアーを8月3日から再開

大本営地下壕跡見学は入場料を徴収

 防衛省は7月29日、防衛省本省がある市ヶ谷地区を見学することができる市ヶ谷台ツアーを8月3日から再開すると発表した。
 市ヶ谷台ツアーは、新型コロナウイルス感染症の流行により取りやめていたところ。ツアーの再開にあたっては、新型コロナウイルス感染防止のために、当面は見学内容の変更や見学可能人数を制限するほか、見学者にもソーシャルディスタンスの確保や見学間の会話を控える様に求めるなどの対策をとるという。
 なお、今年4月1日から公開予定だった大本営地下壕跡の見学については、18歳以上は入場料700円を徴収するとしている。
 ツアー再開後の変更点を見てみると、見学ルートからは午前の部において厚生棟(広報展示室)が除かれているほか、午後の部でも大本営地下壕跡が最後に来る様に見学順序が変更されている。

 

〈市ヶ谷台ツアー再開概要〉
▼再開日時:8月3日から
▼開催日時:1年通じ平日に1日2回
▼予約開始日:見学日の2ヵ月前から
▼予約方法および受付期限=
・電話:見学希望日の2ヵ月前から
・インターネット:当面休止
(午前の部)
▼受付時間:9時10分~9時20分
▼見学時間:1時間40分
▼定員:20名
▼見学ルート:正門→儀仗広場(西側)→市ヶ谷記念館→儀仗広場(東側)→正門
(午後の部)
▼受付時間:13時10分~13時20分
▼見学時間:2時間15分
▼定員:10名
▼入場料:700円(18歳未満は無料)
▼見学ルート:正門→儀仗広場(西側)→市ヶ谷記念館→儀仗広場(西側)→儀仗広場(東側)→大本営地下壕跡→正門

 

※画像=防衛省は市ヶ谷台ツアーを8月3日から再開する。注目の大本営地下壕跡の見学は、入場料を徴収する様になった(提供:防衛省)

※写真=3月に行った大本営地下壕跡の報道公開の様子

※写真=新型コロナのため、大本営地下壕跡の見学は1日10名限定となっている