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2020.07.31

ウイングトラベル

★タイ、ベトナムとの国際往来再開へ受付開始

 外務省、主に長期滞在者のビジネス往来可能に

 外務省は7月29日より、タイ、ベトナムとの間で、入国後14日間の自宅等待機は維持しつつ、双方向の往来を再開する「レジデンストラック」の受付を開始した。「レジデンストラック」の枠組みでは、例外的に相手国または日本への入国が認められるものの、入国後14日間の自宅等待機は維持されるスキームで、主に駐在員の派遣・交代など、長期滞在者用のスキームとなる。一方で、主に短期滞在者向けの「ビジネストラック」の受付はまだ行わないものの、日本入国時(帰国時)に課される追加的な防疫措置や手続きに必要な書類などが今回公表された。
 日本政府は去る6月18日、ビジネス上必要な人材等の出入国について例外的な枠を設け、現行の水際対策を維持した上で、追加的な防疫措置を条件に国際的な人の往来を段階的に再開する方針を決めており、今回の取り組みはその第一弾となる。
 今回の試行措置は、各国・地域と協議調整の上で、準備が整い次第順次実施する。感染状況が落ち着いている国・地域を対象に協議や調整を開始しており、現時点で、ベトナム、タイ、豪州、ニュージーランド、カンボジア、シンガポール、韓国、中国、香港、マカオ、ブルネイ、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、台湾と調整を開始している。今回その第一弾として、タイとベトナムの在外公館で「レジデンストラック」の手続きの受付を開始した。

 

※ベトナム入国時に陰性証明を取得できる医療機関リスト
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100078431.pdf