記事検索はこちらで→
2020.08.03

WING

ソラシド、夏季繁忙期全便運航も予約数は65.1%減

3月に2路線開設で供給量は前年超えもコロナ直撃

 ソラシドエアが発表した夏季繁忙期(8月7日~16日:10日間)の予約状況によれば、7月31日時点の予約数は前年比65.1%減少した2万900名となった。提供座席数は17.2%増加した9万393席、予約率は54.5ポイント悪化した23.1%に留まった。
 ソラシドエアの座席供給量が前年を上回っているのは、今年3月末に福岡-那覇線を1日1往復便で、宮崎-那覇線を1日2往復で新規就航したため。期間中、ソラシドエアは13路線1日80便の全便を運航するほか、羽田-那覇線では18便の臨時便を設定している。
 ただ、夏の旅行シーズンにおける国内線需要の回復を期待したところだったが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響で、需要は伸び悩むなど、厳しい現実を突きつけられている。
 なお、期間中、8月8日の下り便で予約率が42.9%、8月16日の上り便において49.8、%の予約率を確保しているが、いずれもの日もまだまだ空席が目立つ。