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ショイグ露国防大臣、カザン航空機製造を視察
ウラル民間航空工場ではUAVの展示も見学
ロシア国防省は8月4日(ロシア現地時間)、セルゲイ・ショイグ国防大臣が、ツポレフ傘下のカザン航空機製造合同とウラル民間航空工場を訪問し、航空機生産命令の履行状況を視察したと発表した。
ショイグ国防大臣は、カザン航空機製造で重近代化改修を行っているTu-160とTu-22M3の修理・近代化の様子や、Tu-160の新規生産再開状況を視察した。カザン航空機製造は重近代化したTu-160は次の試験のために試験飛行場への移動が間もなく行われることを報告。ショイグ国防相は、全製品で生産命令の実行スケジュールを遵守することを求め、「戦略航空フリートの技術整備を維持することが重要だ。スケジュールが予定通り進んでいても、航空装備品を適正レベルで維持する必要があり、適正な品質で継続するべきだ」と語った。
またウラル民間航空工場では、「アリチウス」攻撃無人機(UAV)など様々なUAVを衛星経由で監視出来る地上制御ステーションを含め、既存および将来のUAVを展示を見学したとのこと。
※写真=カザン航空機製造合同でTu-160の新規生産再開状況を視察するセルゲイ・ショイグ国防大臣(提供:ロシア国防省)
※写真=ウラル民間航空工場ではUAVの地上制御ステーションなどを見学した(提供:ロシア国防省)