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2018.07.04

ウイングトラベル

株式会社全旅、株主総会、懇親会を開催

45年連続増益、オンラインシステム構築へ

 株式会社全旅は、第45期株主総会、懇親会をリーガロイヤルホテル大阪で開催した。中間幹夫代表取締役社長は、OTAの台頭、FIT化の中で、「旅行業界はますます変化が激しくなっている。我々中小もコスト削減を図りながらもこの激しい時代の流れに対応していかねばならない。我が社もそのお手伝いが出来るよう日々活動していきたい」と述べた。
 中間幹夫社長によると、株式会社全旅の経営状況は、45期連続の増益で推移している。全国旅行業協会(ANTA)会員5600社のうち、保険会員に3600社、クーポン会員に2300社が加盟している。今後の課題は業務用クーポン発行システムの改善で、各社がオンライントラベルの対応が出来るようにシステムを構築していきたいとしている。また、会員から要望が出ている、全旅ペイメントシステムの利便性向上にも対応していく。インバウンド対応は、地域着地型の旅行販売の仕組みづくりを考えていく方針を示した。
 懇親会では、来賓として日本旅行の大槻厚取締役兼常務執行役員が登壇。大阪北部地震の被害に遭われた方々へのお見舞いするとともに、災害に対して全旅が早くに保険整備を進めていることを高く評価。また、全旅の収益拡大に対して、取引業者として協力していくことを強調した。

 

※写真=懇親会で挨拶する株式会社全旅の中間幹夫代表取締役社長