増資して新世代小型ロケット事業会社を発足

キヤノン電子など4社、2021年中事業化目指す

　キヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設および日本政策投資銀行の4社はこのほど、小型ロケット打上げ事業の企画および検証を目的として共同出資の下で設立した新世代小型ロケット開発企画株式会社(以下「企画会社」)に対し、増資を実施し、2021年中の事業化を目指す事業会社となるスペースワン(以下「事業会社」)として、新たに発足させたことを発表した。
　2017年8月の企画会社発足の公表以降、企画会社及び4社は、小型ロケット打上げにつき事業性の検証を進めてきた。その結果、事業開発に着手することが十分可能かつ適当であると判断し、4社による増資等の必要な手続きを経て、この度、事業会社発足に至ったもの。
　世界的に高まりつつある小型衛星打上げ需要に応えるべく、事業化を目指して、今後、取組みを加速していくという。