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JAXAら、低高度軌道衛星からのデータ伝送で世界最速
天候に左右されず低価格化可能、将来の宇宙利用拡大に貢献
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所らの研究チームが、2019年1月に打ち上げた革新的衛星技術実証1号機小型実証衛星1号機(RAPIS-1)を使った軌道上実験で、低高度軌道衛星からの無線データ伝送の世界最高速となる毎秒2.65及び3.3ギガビットの実証実験に成功したことを発表した。なお研究チームは、宇宙科学研究所の齋藤宏文教授(研究当時、現名誉教授)、東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻の中須賀真一教授、そして慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の白坂成功教授の研究グループで構成している。