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2020.08.18

WING

ピーチ夏季繁忙期、提供座席倍増も利用率39.3%

全路線全便運航も予約伸びず利用率低迷

 ピーチ・アビエーションが8月17日に発表した夏季繁忙期期間中(8月7日~16日:10日間:10日間)の利用実績によれば、国内線旅客数が前年比5%減少した9万6622人となった。
 旅客数ベースでみると、新型コロナ禍にあって好成績にみえるが、同社はバニラエアとの統合や新路線開設もあって提供座席数が前年比124%増加した24万5880席にまで拡大。利用率は39.3%に留まり、予約が伸び悩む結果となった。
 ピーチ・アビエーションは去る7月22日から国内線全路線全便の運航を再開しているほか、8月1日から成田-釧路、成田-宮崎線を開設。一方、国際線は引き続き運休中で、10月以降に段階的な再開を目指している。