ウイングトラベル
★MSCクルーズ、地中海クルーズを再開
乗客はシェンゲン協定圏内の居住者に限定
MSCクルーズは地中海クルーズの運航を再開した。8月16日から「MSCグランディオーサ」によるクルーズを開始。また、29日からは「MSCマニフィカ」による東地中海クルーズの運航を実施する。運航再開にあたって同社は各国で設定されている基準より厳しい衛生基準を設定し、安全面の強化を図った。クルーズの乗船客についてはシェンゲン協定圏内の居住者に限定して受け付ける。
クルーズ再開にあたり同社は医療、公衆衛生、ホテルサービスなどの各分野の専門家らで構成するタスクフォースチームを結成し、各国・地域で定められている衛生ガイドラインを上回る基準を策定した。
新たな衛生基準ではこれまで適用してきたものに加え、すべての乗客と乗員に対して乗船前に新型コロナウイルス検査の実施、新たな清掃手順の導入、船内の収容人数を減らしソーシャルディスタンスの確保、医療施設能力の向上などを行った。さらに寄港地での下船はMSCクルーズが主催する寄港地観光に限定するなど、高基準の衛生・安全対策が施されている。
※写真=MSCクルーズは地中海クルーズの一部を再開