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ボーイング、737MAX8をエンターエアから2機受注
737MAX運航停止影響の補償金支払いで和解
ボーイングは8月19日(ポーランド現地時間)、ポーランドのエンターエアから、737MAX8を2機受注したことを発表した。オプションとして更に2機分が付随している。
エンターエアはポーランドを拠点にチャーターを展開する航空会社。2010年に運航をスタートして以降、737型機を活用中だ。同社のフリートは現在、次世代737型機が22機、737MAXが2機で構成している。仮に購入権が全て行使されるとすれば、エンターエアの737MAXフリートは計10機にまで拡大する。
737MAXといえば、未だ全世界で運航停止を余儀なくされており、少なくとも10月頃までは運航を再開することは難しい状況にあるとみられている。そうしたなか敢えて同型機の追加発注に踏み切ったことについてエンターエア幹部は「将来を考えることが重要だ」とコメント。・・・
※写真=エンターエアが737MAX8を2機追加発注。運航停止の賠償で補償金支払いにも合意(提供:ボーイング)