WING
テトラ・アビエーション、JAXAとダクテッドファンで共同研究
都会の空を飛べる静音性確保へ、2年間の開発動画も公開
新たなエアモビリティ開発を進めているテトラ・アビエーションは8月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)との間で、ダクテッドファンの共同研究を開始することが決まったことを発表した。JAXAとの共同研究では、都会の空も飛行する社会受容性の高い航空機とするため静音性の観点で研究を進める計画だ。
テトラ・アビエーションは今年2月に米国で行われた国際的なエアモビリティのコンペである「GoFly」でプラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞を受賞。このコンペを通じて唯一、受賞することに成功した参加者となった。
今回、その”Mk-3″を、福島ロボットテストフィールドで飛行した際の動画を公開した。その中身には、これまでの開発経緯も含まれているという。動画では同コンペに投入した”Mk-3″の開発に至るまでのホームセンターで購入した部材のみで作った試作機から、ハーフサイズ、フルスケールと順に開発していった2年間の経緯も見ることができる。
※写真=今年2月のGoFly」ではプラット・アンド・ホイットニー・ディスラプター賞を受賞するなどの実績をベースに空飛ぶクルマの開発を加速する(提供:テトラ・アビエーション)
※写真=試作段階ではホームセンターで購入した部材を活用も(提供:テトラ・アビエーション)
※YouTube動画(※外部サイトにリンク。音声に注意)