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2020.08.20

WING

スカイマーク、サイパン線「当面の間」運休

運航再開目処立たず、規制緩和後も「状況見て判断」

 スカイマークは8月19日、運航再開の目処が立っていない成田-サイパン線について、期間を定めず「当面の間」運休することを明らかにした。
 昨年11月29日から運航を開始したばかりの成田-サイパン線は、同社初の国際定期便として注目を集めた。デルタ航空が2018年5月に成田-サイパン線から撤退して以降、スカイマークの就航まで、日本とサイパンの間の直行便が途絶え、空白の1年半が生まれてしまった。そのため地元・サイパンにとっても、日本人客を呼びこむことができるスカイマークの就航は大いに歓迎されていた。
 しかしながら新型コロナウイルスの感染拡大で各国政府による厳しい出入国規制が続き、3月26日以降、スカイマークの成田-サイパン線は運休することになってしまった。去る6月25日には9月30日までの運休を発表していたが、その後も運航再開の目処が立たず、今回は期限を設けずに「当面の間」運休とすることにした。
 ちなみに、日本や現地の出入国規制が緩和されたとしても、現時点では再開することは決定しておらず、「状況をみて判断する」とコメントするに留めている。

 

※写真=スカイマークの成田-サイパン線は「当面の間」休止に。長引く規制に果たして再開することはできるのか