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2020.08.25

WING

LCS「ミネアポリス-セントポール」が受入試験終了

フリーダム級11番艦、引き渡しは21年初頭予定

 ロッキード・マーティンは8月24日(米マリネット現地時間)、フリーダム級沿岸域戦闘艦(LCS)「ミネアポリス-セントポール(LCS-21)」が受入試験を終了したと発表した。
 「ミネアポリス-セントポール」は、ロッキード・マーティンが率いる業界チームが設計・建造した11番目のフリーダム級LCS。ミシガン湖で実施した試験では、全力航行、操縦性試験などのほか、水上・空中目標の探知から交戦に至るまでの戦闘システム演習を実施し、これに成功した。今後は最終的な艤装と微調整を行い、米海軍への引き渡しは2021年初頭を予定しているという。
 ロッキード・マーティンは、「LCS-21は、米海軍に独自の柔軟性と能力を与える姉妹艦フリートに加わることになった。フリーダム級LCSは、航行の自由、麻薬取締り、人道的任務を遂行する能力を本質的に持っており、機能を追加することでより重要な任務を遂行可能となる」と述べている。

 

※写真=フリーダム級LCS「ミネアポリス-セントポール」(提供:ロッキード・マーティン)