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2020.08.26

ウイングトラベル

★中部空港7月、旅客数86%減の17万人

 国際線はわずか1000人、国内線は回復傾向

 中部国際空港会社は8月24日、中部空港の7月の運用実績を発表した。それによると、国際線・国内線をあわせた航空旅客数は対前年比86%減少した16万9926人となり、6ヵ月連続で前年割れの実績となった。中部空港の旅客数は今年1月には109万7606人だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月に82万人、3月に34万人、4月に入ると6万4000人にまで減少。5月の3万1846人を底として、6月には国内線を中心に8万9113人と、わずかながらも段階的に回復してきている。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい出入国制限が続く国際線は、相変わらず厳しい。7月の国際線運航は、前月6月から運航を再開したフィリピン航空のマニラ線(週2便)のみに留まり、その旅客数はわずか1000人に。日本人旅客が100人、外国人旅客が900人だった。一方の国内線については71%減少した16万8926人となり、5ヵ月連続で前年割れだった。ただ、前月6月の旅客数と比較してみると90%増加。6月の旅客数は8万8613人だった。