ピーチ、新千歳－那覇、仙台－那覇を10月末開設

運航できない国際線から国内線シフト鮮明に

　ピーチ・アビエ－ションが、冬ダイヤがスタートする10月25日から、新千歳－那覇線と仙台－那覇線を開設することを決めた。
　新千歳－那覇線は、ピーチ・アビエーションの国内線の最長距離路線となり、その運航距離は約2400キロメートル。飛行時間にして、約3～4時間となる。一方、仙台－那覇線は東北地方と沖縄を、LCCが初めて結ぶ路線となる。
　ピーチ・アビエーションは昨今、国内線の新路線開設を加速中だ。これまでどちらかといえば、旺盛な訪日需要を取り込もうと国際線を新路線開設の軸足としてきた感のあるピーチ・アビエーションだが、昨年は日韓関係の悪化、香港デモなどの政情不安に苦しめられた。そこに今年に入ると新型コロナウイルスのパンデミックが発生。国際線は、各国政府の厳しい出入国制限を受けて運航することができず、ピーチ・アビエーションとしては国内線に軸足を置くことへと舵を切ったかたちだ。・・・

※写真＝ピーチ・アビエーションが新千歳－那覇、仙台－那覇線を開設へ。運航することができない国際線から国内線に軸足を置く