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中東派遣の「むらさめ」、乗員から新型コロナ陽性反応
PCR検査で1名確認、一旦横須賀に帰港し隔離へ
統合幕僚監部は9月1日深夜、「派遣情報収集活動水上部隊第3次隊」として中東地域へ派遣した護衛艦「むらさめ」で、乗員1名から新型コロナウイルスの陽性反応を確認したと発表した。
乗員約200名が搭乗した「むらさめ」は、8月30日に横須賀を出港。日本近海において14日間の健康観察とPCR検査を実施した後に中東に向かうことになっていた。
今回確認した隊員は横須賀地区所在部隊に所属する20歳代の男性自衛官1名。統幕によれば、自覚症状はない状態で、出港直後のPCR検査で陽性反応を確認したとのこと。
また統幕は、今後の「むらさめ」の行動予定は未定としながらも、「9月2日に一旦横須賀に戻って陽性患者の隔離を行う。また保健所の指示に従って、濃厚接触者の特定を行う」と話した。
※写真=残念ながら「むらさめ」の乗員から新型コロナの陽性反応が確認されてしまった。一旦横須賀に戻り、陽性患者の隔離、濃厚接触者の特定を行う