スカイマーク、羽田上空でバードストライク

航空局が事故機認定、内部構造に損傷も

　スカイマークは9月1日、去る8月29日の羽田発福岡行き（SKY021便：JA73NM）が羽田空港を離陸上昇中、バードストライクが発生したことを発表した。当該機は福岡空港に着陸後、点検したところ、胴体左側側面外板に凹みがあることを確認。さらに、内部構造にも損傷がみられたという。なお、同機には乗員6名、乗客70名が搭乗していたが、怪我は無かった。
　バードストライクに見舞われたJA73NMは、17時30分に羽田空港を離陸。18時00分に、機長よりバードストライクが発生した可能性があるとの報告が同社のFOC部に入った。機体はそのまま飛行を続け、18時47分に福岡空港に着陸した。着陸後の点検の結果、折り返し便のSKY024便（福岡20時発羽田21時40分）が欠航となった。
　また、翌8月30日16時30分には同機の損傷状況を国土交通省航空局へ報告。同日22時18分に、航空局が事故機に認定した。