JAL、無人機安全管理・運航で講座開設

パイロット訓練ノウハウ活かし無人機人財育成

　日本航空（JAL）は9月1日、無人航空機を安全に管理・運航できる人財の育成のための講座「JAL Air Mobility Operation Academy（JAMOA〔ジャモア〕）」の運営を、来る10月5日から開始することを発表した。JALとしては、同社のパイロット訓練ノウハウを活かし、無人航空機オペレーターの人財育成を手がけていくとしている。JALは3つのコースを設定しており、各コース10名程度を募集中だ。
　JAMOAの座学カリキュラムでは、ヒューマンエラーの防止に効果的なパイロット訓練ノウハウを応用したプログラムを提供する。さらに無人航空機の産業利用に必要な操縦技能や活用技術などの「Technical Skills（テクニカルスキル）」、認知力・判断力・コミュニケーション力といった「Non-Technical Skills（ノンテクニカルスキル）」の能力向上を図ることができるコースを用意した。
　コースは「スタンダード」、「アドバンスド」、「インストラクションスキルズ」の3コースから成り、スタンダードコースでは、「ヒューマンパフォーマンス」、「セーフティーマネジメント」といったカリキュラムを設定した。・・・

※写真＝JALパイロットのノウハウをベースにドローン人財育成講座を開講（提供：JAL）