記事検索はこちらで→
2020.09.03

ウイングトラベル

★フィンランド「サスティナブル・セミナー」開催

 認証制度を紹介、認証観光地の周遊など提案

 フィンランド政府観光局は、「Sustainable Travel Finland OnlineSeminar」と題したオンラインセミナーを開催した。セミナーでは、自然環境に配慮した持続可能な取り組みを行う観光業者を対象とした認証制度「サスティナブル・トラベル・フィンランド」を紹介。認証を受けた観光地を巡るフィンランドの周遊プランなど、新型コロナウイルス(COVID-19)収束後の新しい旅を提案した。
 サスティナブル・トラベル・フィンランドは、昨年導入したプログラム。フィンランド政府は、2035年までに持続可能なカーボンニュートラル化を目指しており、観光分野における取組として、2020年は30の観光業者が認証取得する見通しで、2023年までに約1000社/団体の認証取得を目指す。
 同プログラムには、11の自治体も参加しており、第1号として今秋を目処にポシオが取得を予定。ポシオは北東部ラップランドに位置し、サウナやテキスタイルブランド「ペンティック」の拠点として有名。セミナーでは、ヘルシンキ首都圏エリアやラップランド、沿岸エリアのアーキペラゴといった各エリアの観光素材を紹介した。

※フィンランド政府観光局「サスティナブル誓約書」のページ
https://www.visitfinland.com/ja/sustainable-finland-pledge/