ウイングトラベル
★トラベル懇話会、総会で「特別決議」採択
無症状者含め検査拡充、陰性証明で経済活動を
トラベル懇話会は、9月2日に通常総会を開催し、コロナ禍を乗り切るための「特別決議」を採択し、「いつでも、だれでも、何度でも」検査を受けられるようにすることで、陰性証明書を経済活動の維持・継続に活用できる仕組みの確立を求めていく方針で一致した。トラベル懇話会の会長をつとめる原優二風の旅行社代表取締役が中心となり、「ワンコインでいつでも検査」実現プロジェクトが実施されており、同日時点で1600名を超える署名が集まっているが、トラベル懇話会としても無症状者を含めた検査体制の抜本的な拡充を求めていく方針を確認した形となった。
特別決議のなかでトラベル懇話会は、コロナ禍で旅行産業は未曾有の危機に直面しており、「このままでは旅行産業そのものが消滅しかねない」と危機感を露わにした。数ヶ月にわたり売上げが消滅、国内旅行は再開されたもののGo Toトラベル事業では東京発着が除外されるなど、期待通りの効果が出ていない点も挙げた。さらに、「海外旅行に至っては、レジデンストラックがスタートしたものの、観光目的の海外旅行は、14日間の自主隔離が撤廃されない限り不可能であり、再開の見通しは、今のところ皆無」だとして、海外旅行の再開の見通しが全く立っていないことに強い危機感を示した。
※写真=トラベル懇話会の役員の面々
原懇話会会長、特別決議で「一歩踏み出す」
次年度を20年7月〜21年3月に短縮、会費半額
古澤副会長「懇話会で研鑽、発信、懇話」
坂口副会長「会員の離脱を防ぐ」
※写真=古澤徹トラベル懇話会副会長
※写真=坂口法久トラベル懇話会副会長