★ドイツ観光局、7月国際宿泊客108万件に増加

　今年欧州域内45％減、域外64％減の見通しも

　ドイツ観光局によると、新型コロナウィルス感染拡大に伴う移動制限が段階的に解除された6月中旬以降、欧州各国からドイツを訪問する観光客が再び増加し始めた。ドイツと国境を接する近隣諸国からだけでも7月の宿泊件数は、前月比76万件増の108万件に達した。
　ドイツ連邦統計局の発表では、6月のドイツ訪問者は前年同月比79.6%減、ロックダウン期間中の4月は93.1％減、5月は91.0%減だった。
　ツーリズムエコノミックス社の調査では、今年のドイツへの宿泊件数はは欧州域内からは45%減、それ以外の地域からは64%減になる見通しで、欧州域外観光客の回復にさらに時間が掛かると予想している。

　サイクリング、トレッキングの旅を重点訴求
　都市観光は屋外飲食、宮殿庭園散策など