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2020.09.04

WING

ノースロップ、次世代航法システムEGI-MのCDRを完了

 ノースロップ・グラマンは9月2日(米カリフォルニア州現地時間)、次世代組み込み型GPS/慣性航法システム(EGI-M)のクリティカルデザインレビューを完了したと発表した。
 EGI-Mは、新しい軍用GPSコード(Mコード)対応のGPSレシーバーを統合しており、民間管理空域との相互運用性などを提供するものとして開発しており、最初に搭載するローンチ・プラットフォームはF-22戦闘機とE-2D早期警戒機になっている。
 EGI-Mの設計にはノースロップ・グラマン独自のモジュールプラットフォーム・インターフェイス設計を用いており、このため既存のプラットフォームとの下位互換性を有しており、簡単にEGI-Mと統合が可能となっているという。また、米国軍と同盟国軍の固定翼および回転翼機は将来慣性航法装置として選択しているという。

 

※写真=次世代航法システムEGI-MはF-22とE-2Dが最初に搭載することになっている(提供:ノースロップ・グラマン)