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2020.09.04

ウイングトラベル

★将来の海外旅行復活へ万全な体制整える

 海外エアライン各社、旅行会社との共生を強調
 
 9月2日に開催されたJATA・オンライン・トラベルマート・ウェビナーには海外の航空会社19社が参加し、現在の運航状況や今後の復便の見通しを始め、空港や機内での衛生・安全対策などについてプレゼンテーションを行った。新型コロナウイルスに対する各国・地域の対応状況に連動して各航空会社の対応には濃淡が見られたが、その一方でWithコロナを見据えた事前チェックインの推進や新たなサービスの導入などに取り組んでいることをアピールした。さらに「旅行会社とエアラインが手を取り合って、海外旅行の復活に向けてスタンバイしていきたい」と口を揃え、リカバリーに向けて旅行業界と一体となって万全な準備態勢を整えていくことを強調した。
 9月2日のウェビナーでは、ユナイテッド航空、アメリカン航空、ハワイアン航空、エア・カナダ、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、エールフランス航空、KLMオランダ航空、ルフトハンザグループ(ルフトハンザ ドイツ航空、スイス インターナショナル エアラインズ、オーストリア航空)、フィンエアー、カタール航空、ターキッシュエアラインズ、ベトナム航空、キャセイパシフィック航空、大韓航空、アシアナ航空、カンタス航空の関係者が登場し、説明を行った。

 当面は緊急帰国や急な出張への渡航をサポート
 片道公示割引運賃や新たな旅客サービスを導入
 感染防止の旅行実現へ直行便のメリット訴求
 WITHコロナ見据えた新たな旅行先も提案
 接触避けるため、モバイルサービスを拡充
 航空各社、多彩な衛生対策を構築

※画像=接触避けるためにモバイルサービスを拡充(アメリカン航空のセミナー説明資料より)

 

※画像=航空各社は感染防止対策であらゆる取り組みを展開(ブリティッシュ・エアウェイズのセミナー説明資料より)