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エアバス、A220資材管理をSatairに移管完了
エアバスは9月3日(仏現地時間)、ボンバルディアから買収したA220(Cシリーズ)のプログラム統合の一環として、去る7月1日からA220の資材管理をエアバス傘下のSatairに全面移管したことを発表した。Satairはエアバス・カナダのA220プログラムチームと連携しながら、世界各地のオペレーターにスペアパーツの供給など、サポートを展開する。
エアバスはSatairへのA220資材管理移管について、A220プログラムの全体統合を進める上で、重要なステップになると評価。「エアバスの他のプログラムと同レベルのサービスを顧客は受けることができるようになる」とし、「A220顧客基盤の全体的な満足度向上に大きく貢献する」との見方を示した。
Satairでは現在、A220資材管理サービスにおいて24時間365日のAOG対応のほか、在庫管理、品質検査、認証、倉庫保管・配送、ツールリースなど、幅広いサービスを展開。今後、A220プログラムが成熟していくにつれて、部品リース、修理、交換などの分野も手掛けていくとした。なお、A220は7月末現在で7社に対して118機が納入済みだ。
※写真=エアバスはボンバルディアから買収したA220プログラムの統合を進めている。Satairに資材管理が全面移管した