記事検索はこちらで→
2020.09.04

WING

米国務省、仏向けC-130用エンジン等のFMS承認

仏独共同運用部隊用、見積金額は3億5000万ドル

 米国務省は9月2日(米ワシントン現地時間)、フランスに対するC-130用エンジンなどの有償軍事援助(FMS)を承認したと発表した。見積もり金額としては、AE-2100Dターボプロップエンジン4基などで3億5000万ドルになるとのこと。国防総省安全保障協力庁(DSCA)は同日に議会に要求承認を通告した。
 今回のFMSで主に売却するのは、AE-2100Dターボプロップエンジン4基と多機能情報伝達システム・低容量端末ブロックアップデート2(MIDS-LVT BU2)2基のほか、AN/ARC-210無線機、AN/ARC-164無線機、AN/AAR-60ミサイル警報装置、AN/APX-119味方識別装置、暗号化装置、補用部品、各種サポートなどとなっている。
 米国務省は、「これらはフランスとドイツが共同運用するC-130を装備する部隊をサポートするために必要な機器を提供するもの」としている。