★8月の宿泊業倒産は4件、過去20年で最少に

　TSR、コロナ関連破綻は1-8月で45件

　東京商工リサーチ（TSR）によると、8月の宿泊業の倒産件数は前年同月並みの4件、負債総額は345.4％増の29億円だった。倒産件数は、8月としては前年同月に並び過去20年間で最少だった。負債総額は、負債10億円以上の倒産が2件発生したことで総額を押し上げた。
　これにより、2020年1月から8月までの累計の倒産件数は83件、負債総額は469億3600万円で推移している。通年では2013年（118件）以来、7年ぶりに100件を超える可能性がある。コロナ関連破綻は、宿泊業で45件となっている。