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2020.09.10

デルタ航空、成田オペセンで新機種を前整備

A350-900とA330-900neoを5機、Wi-Fi導入

 デルタ航空(DAL)は、A350-900型機とA330-900neo型機の新機材導入に伴い、成田空港整備地区のテクニカル・オペレーション・センターで使用前整備を実施する。新型機は9月中旬と12月初旬にフランス・トゥールーズのエアバス本社から成田空港に到着し、DAL整備部門のデルタ・テックオプス(Delta TechOps)が、年末にかけてWi-Fiシステムのインストールを含む機材使用前整備を実施する。
 5機は成田での整備完了後、年内に退役する777型機の後継機として、ロサンゼルス-シドニー線などの大洋横断路線に投入される予定。
 DALでは、A350-900型機を全部で35機発注し、そのうち13機を現在運航している。今月2機を受領後、残りの20機は2022年から2026年にかけて順次納入される予定だ。

 

※写真=DAL成田テクニカル・オペレーション・センターで使用前整備を実施するエアバスA350-900型機