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2020.09.11

WING

ANA、10月国内線の減便率は43%

コロナ影響、98路線9984便が減便対象に

 全日空(ANA)が9月10日に発表した10月の国内線運航計画便数によれば、新型コロナウイルス感染拡大に伴う需要減退の影響で、98路線を対象に9984便の減便を実施する。減便率は43%と、9月の減便率47%から若干ながらも回復する見通しだ。
 10月の当初事業計画では119路線2万3418便(※冬ダイヤ開始の10月25日以降は113路線)を運航する計画だったが、今回の減便決定で、その運航便数は101路線1万3434便に縮小する。
 また、同社は9月22日~30日にかけて、新たに9路線を対象に22便を減便する。この追加減便で9月の国内線減便数は100路線1万860便となる。減便率は47%で、今回の追加減便発表以前と変わりはない。
 9月の追加減便の対象となった路線は、羽田-福岡、羽田-根室中標津、羽田-富山、羽田-長崎、成田-新千歳、伊丹-福島、伊丹-鹿児島、新千歳-那覇、そして福岡-那覇線。

 

※写真=10月のANA国内線の減便率は43%に。9月から若干回復する見通しだ