ウイングトラベル
★イタリア政観、日本向けに旅行喚起企画続々と
オンライン商談会や現地ガイドのイベント展開
イタリア政府観光局(ENIT)は9月7日、メディアや旅行業界関係者を対象としたオンラインセミナーを開催し、今後の日本からイタリアへのレジャー旅行再開を見据え、今後積極的にイベントを展開していく方針を明らかにした。旅行業界向けには10月にオンラインワークショップを開催することを決定した。さらに一般消費者向けに日本語を話す現地ガイドによるオンライン企画の開催に向けて準備中であるなど、今後複数のイベントを展開していく計画だ。
今回のセミナーにはイタリアからENIT本局のマリア・エレーナ・ロッシ プロモーション・マーケティング本部長が参加し、イタリアの観光の現状について説明した。
ロッシ本部長は「(新型コロナウイルスの影響で)イタリアの観光は大変厳しいコントロール下に置かれることとなった。特に夜の行動に関しては活動が制限されることとなった。ただ、イタリアの国民はこの規制をしっかりと守ってくれている。また、ミュージアムや観光施設についても安全対策を講じたり、事前予約制を導入するなど新たな取り組みが行われている」と現状を説明した。その上で「安全性に対して細心の注意を払うよいチャンスであるとともに、イタリアの価値をよりよい形で観賞してもらえるようになる」と指摘した。
※写真=オンラインセミナーでイタリア観光の現状などを紹介するイタリア政府観光局のマリア・エレーナ・ロッシ プロモーション・マーケティング本部長