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2020.09.14

WING

サーブ、ドイツ海軍向けRBS15艦対艦ミサイルを受注

新造するブラウンシュバイク級コルベットに搭載

 サーブは9月11日(スウェーデン現地時間)、ドイツのパートナー企業であるディール・ディフェンスからドイツ海軍向けRBS15艦対艦ミサイルを受注したと発表した。
 RBS15はサーブが開発した対艦ミサイルで、ディール・ディフェンスと共同製造している。艦対艦型のほか、空対艦、地対艦型があり、スウェーデンのほか、ドイツ、クロアチア、フィンランド、ポーランド、タイ、非公開の1国がそれぞれ各型を運用している。ドイツでは艦対艦型を海軍艦艇に搭載しており、今回の契約分も新造するブラウンシュバイク級コルベット(K130型)に搭載するとしている。
 今回の受注は、サーブとディール・ディフェンスが結んでいる枠組み契約の一環であり、受注金額約17億スウェーデン・クローナ(約205億円)のうち、サーブは最大15億スウェーデン・クローナの取り分を得ることができるほか、・・・

 

※写真=サーブはディール・ディフェンスからドイツ海軍向けRBS15艦対艦ミサイルを約17億スウェーデン・クローナで受注した(提供:サーブ)

※写真=艦対艦型RBS15 Mk3の発射の様子(提供:ディール・ディフェンス)

※写真=RBS15の射程イメージ。Mk3では200キロ以上を飛行出来るほか、開発中のMk4では射程距離300キロ超えを目指している(提供:サーブ)